猫を飼おう!

愛猫を抱っこ出来ない原因は?抱っこのコツやNG行動をご紹介!

(ペットdeペット編集部)

 

愛猫の抱っこ嫌いに悩んでいませんか?

「うちの子は難しい・・」と分かってはいても、猫を抱っこする人を見かけると羨ましく感じてしまうものですよね。

今回は猫の抱っこが出来ない原因や、どうしたら抱っこが出来るようになるかを一緒に考えていきましょう♪

目次

猫の抱っこが上手くいかない!

抱っこしようとすると何故か走り去ってしまったり、抱っこしたは良いものの数秒もしないうちに「降ろして!」と訴えてくる猫・・。

猫との付き合いは抱っこをすることが全てではありません。しかし、猫好きとしては猫を抱っこしている人を見ると羨ましく感じてしまうものですよね。

お家の猫ちゃんは一体どういった理由で抱っこを拒否するのでしょうか?

まずは基本の抱っこを復習していきましょう!

基本の抱っこ

猫の抱き方は飼い主によってそれぞれですが、その中でも猫たちが嫌がりにくいオススメの抱っこは・・

腕で支える抱っこ

腕全体で支える抱っこです。

腕だけでなく上半身全体で支えると安定感があります。

胸の辺りはガシッと掴まずフワッと持ちましょう!

肩で支える抱っこ

肩に乗せるように抱っこする方法もあります。胸から肩、そして腕で支えるので安定感があります。

ちなみに我が家の抱っこ嫌いな猫は肩抱っこなら許してくれます。ぜひお試しください。

また、人間の赤ちゃんのように仰向けに抱く方法もありますが、猫にとっては不安定な体勢となるため難易度は少し高めです。

よくない抱っこの仕方

猫の腕や上半身のみで持ち上げようしたり、子猫の親のように首の後ろを掴む方法は、体への負担が大きいのでやめましょう。

猫によって抱かれ方の好みは様々なので、どんな抱かれ方が良いのかは猫の機嫌を見ながらじっくり研究していきましょう!

色々試したけど、それでも抱っこが上手くいかない・・・という場合は、他にも様々な原因が考えられます。

抱っこが出来ない原因【猫】

マイペースな猫

甘えたい時と甘えたくない時がハッキリ分かれている猫は、猫の気分に合わせて抱っこする必要があります。

こちらのタイミングではなく、猫が近づいたタイミングで抱っこに挑戦してみましょう。

(毎度やっていたら猫のストレスになる可能性もあるのでほどほどに。)

性格がクール

人間同様、猫も性格もそれぞれです。

性格がクールな猫の場合は、そもそもスキンシップを取ること自体少ないと思います。そのような段階で抱っこをすることはなかなか難しいです。

クールな猫に関してはスキンシップを少しずつ増やしていくところから始めましょう。

抱っこが出来ない原因【飼い主】

焦ってしまう

猫を抱っこするときは焦りを見せてはいけません。飼い主が焦ったり慌てた姿を見た猫は「何か怖いことが起こるのではないか」と感じ取ってしまい、逃げ出したくなります。

猫ができる限りリラックスできるよう、落ち着いた言葉や行動を心がけましょう。

嫌がられても頑張ってしまう

猫と仲良くなりたいという気持ちが強すぎて、嫌がられても抱っこし続けようとするのは逆効果になります。

もどかしくはありますが、猫と仲良くなるためには日々の積み重ねが一番重要です。

尻尾をブンブンと大きく早く動かし始めたら、「もう嫌よ〜」のサインなので、素早く自由にしてあげましょう。

嫌がられたときにすぐに降ろすことができれば、

「この人、アタシの言いたいこと分かってくれてるニャ・・」と猫は肯定的に受け取ってくれます。

信頼関係を築くためにも、「もう嫌よ〜」のサインは見逃さないようにしましょう!

普段のスキンシップが足りてない

普段のスキンシップが足りていない場合、猫はそもそも触られること自体に慣れていません。そんな状態で抱っことなると猫はかなり驚いてしまいます。

スキンシップや遊びの時間を増やしたり、甘えてくれたときは猫の心ゆくまでヨシヨシしてあげましょう。

十分なスキンシップが取れるようになったら、自然と猫が触ってほしい場所が分かるようになってきます。それを抱っこに応用し、ふたりだけの抱っこを見つけましょう。

香りがきつい

猫は香水などの香りがする人を好まない傾向もあります。

そもそも香りものは猫の身体に悪影響を及ぼすものが多くあるため、本能で避けてしまうのかもしれません。香りで飾らず、本来のあなたで猫と接しましょう。

アロマや柔軟剤、香りが付いたハンドクリーム、タバコも同様です。

ご褒美でキッカケ作り

抱っこしている途中や直後にご褒美(フードやおやつ)を少量あげ、『抱っこ=良いこと』と印象を持ってもらう方法もあります。

フードだけが目的になってしまうようにも思えますが、この方法は「抱っこが怖いものではない」ことを知ってもらうキッカケになるのです。

(私たち人間もキッカケがないとなかなか踏み出せないことってありますよネ・・。)

さいごに

いかがでしたでしょうか。

色々試してみて難しかった場合はやはり、猫の性格が関係していると考えられます。

抱っこ嫌いも一つの個性です。

抱っこに拘りすぎず、猫との日々のルーティンを大切にしながら絆を深めていきましょう!

カテゴリ:猫を飼おう!

ペットdeペット編集部 茨城県出身。現在、猫2匹とルームシェアをしています。キャットケアスペシャリスト。

PREV