人とペットの関わりについて

知っておきたい!『ペットの移動』最新事情

(キッズ・マネー・ステーション認定講師)

 

ファイナンシャルプランナーの髙柳万里です。
この年末年始、感染予防に注意しつつも旅行や帰省のために移動する方が昨年より増えているようです。ペットとのお出かけは、事前の確認や準備が必要です。今回は、ペットと一緒に移動する際の一般的な注意点や費用等について調べました。

①飛行機(国内線)

原則として、貨物室にてペット専用のクレートに入れた状態でペットを預けることになります。

預けられる動物の種類
◆犬、猫、小鳥、うさぎ、ハムスター等の小動物。
金魚、カメ、昆虫等は他の乗客の迷惑とならないよう条件を満たせば機内持ち込みできることがあるようです。フレンチ・ブルドッグ、ブルドッグは他の犬種と比較して航空機における輸送環境の影響を受けやすいとされているため、基本的に預けられませんのでご注意ください。各種条件については航空会社の担当窓口までお問い合わせください。

生後間もない時期や高齢期のペット、持病のあるペット、または以下に該当するペットの場合、搭乗予約をする前にかかりつけの獣医師への相談をお勧めします。

  • 呼吸器疾患がある
  • 体温調節が上手でない
  • 以前航空輸送をした際に体調を崩したことがある
  • 航空輸送が体質的に合わないと思われる症状がある
  • 暗い場所でストレスを感じる傾向がある
料金
国内線搭乗者と同行する場合のペット料金は、路線に応じた料金設定となっています。
例えば、東京(羽田/成田)⇔大阪(伊丹/関西)区間の場合、クレート1個あたり通常片道6,000円です。搭乗区間により異なりますのでご確認ください。
準備しておくこと
  • 航空会社のクレートを事前予約するか、航空会社の規定を満たしたクレートを持参する。
  • 空港到着前に、ペットの食事や水分補給、散歩や排せつをすませておく。
  • クレートに装着できるタイプの給水器を持参しておく。

年末年始やゴールデンウィークなどの繁忙期は、航空会社のクレートが足りなくなることがあるため、早めの予約をお勧めします。
また、急激な温度変化により負担がかかることを避けるため、搭乗の40分前にはペットを預ける手続きが終わるよう、時間に余裕をもって行動することが必要です。

筆者が愛犬を預けていた頃は、クレートは事前予約した上で、必要書類の記入、ペット料金支払等の事務手続きの時間もあるため、いつも搭乗時刻の1時間前に空港に到着する予定で家を出ておりました。
ペットのみを輸送する場合は『貨物扱い』となるため、国内線と国際線では取り扱いが異なりますので別途ご確認ください。

②鉄道

原則として、所定の動物で専用容器に全身収容されている状態であれば、一緒に乗車することができます。

乗せられる動物の種類
◆小犬、猫、鳩またはこれらに類する小動物(猛獣やへびの類を除く)で、タテ・ヨコ・高さの合計が120センチ以内の動物専用のケースに入り、ケースと動物を合わせた重さが10キログラム以内のもの。
料金
鉄道会社により所定のサイズ内であれば無料となる場合もありますが、通常『手回り品料金』の扱いとなり、1個につき290円です。乗車駅改札窓口などで荷物を係員の方に見せたうえで、普通手回り品切符を購入して乗車します。
注意点
  • 手回り品の持込みや保管については自己責任となるため、待合室やお手洗い等に置き忘れないようにしましょう。
  • ドッグスリングは、犬の全身が入っていても利用できません。
  • ペットカート(ペットバギー)は、カートも含めた寸法が有料手回り品としての持込制限を超えるため利用できません(ケースとカートを分離する場合を除く)。
  • 駅や車内では、ペットをケースから出さないようにしましょう。
  • 混雑する時間帯を避けるなど、周りの乗客に迷惑にならないよう配慮しましょう。
※詳細につきましては、鉄道会社にお問合せください。

③高速バス

通常、路線バスの場合は、他の乗客に迷惑をかけないように全身がケージ等に収まるよう配慮されていれば、所定のサイズ内のペットを車内に持ち込むことが可能です。

しかし長時間移動となる高速バスについては、原則としてペットの持ち込みはできないところがほとんどです。

筆者が数社に問い合わせたところ、昼間運行の高速バスでは一部受け入れをしてくれる運航会社もありましたが、規定により乗客と同じ席への持ち込みはできず、ケージに入ったペットを荷物保管スペースに乗せることになるとの事でした。電気も空調もない状況での長時間の移動は、ペットにストレスを与えてしまうため、お勧めできません。
その場合はあまり無理をせず、ペットホテルの利用等を検討されてはいかがでしょうか。
※運行会社ごとに規定が異なりますのでご確認ください。

事前の確認&準備が大切!
ただでさえ忙しい年末年始。準備は移動前日の夜にドタバタという方が少なくないようです。人間だけの移動なら最低限、お金と携帯電話、交通機関のチケットさえあればなんとかなるさと思っていても、とりわけペットに関してはそうはいきません。
当日にあわてることのないよう、事前に各交通機関や窓口に確認し、スムーズに移動できるように準備をしておくことをお勧めします。
ペットも含めて誰もが気軽に楽しく移動できるように、感染状況が早く落ち着くことを、心から願わずにはいられません。

※2021年12月時点の情報です。

カテゴリ:人とペットの関わりについて

キッズ・マネー・ステーション認定講師 ファイナンシャルプランナー/キッズ・マネー・ステーション認定講師 ファイナンシャルプランナーの夫と、子ども二人の4人家族。 金銭教育を受ける機会が全くないまま社会人となっていたことに愕然とし、必要に迫られて平成二十年にFP資格取得。「常識にとらわれず、実践から学ぶ!」をモットーに、保険分野を専門にアドバイスしています。 小学校入学を機にお小遣い制をスタートした息子と、最近お金に興味を持ち始めた保育園児の娘が、一生を通じて上手にお金とつきあうためにはどうしたらよいか、日々創意工夫&試行錯誤中。動物全般大好きです♪