暮らしと健康

猫トイレはどれにする?おすすめの処理の仕方もご紹介!

(ペットdeペット編集部)

 

猫ちゃんのトイレは様々なタイプがありますが、皆さんはどのタイプをお使いですか?毎日使うものなので、どうしてもここが気になる…と感じることもありますよね。

初めて猫トイレの購入を考えている方や他の猫トイレが気になっている方、ゴミ処理の仕方等、是非ご参考にしてみてください。

目次

どんなトイレが適しているのか?

猫のトイレをどれにしようか迷っている方はまず基本的な部分から考えていきましょう。

体の大きさに合ったものを用意しましょう

・猫ちゃんがトイレの中で楽に方向転換ができる大きさ

・体長の1.5倍の大きさ以上のもの

トイレの出入りがスムーズに出来るかどうか

トイレの出入り口に高さがあるものは、赤ちゃん猫やシニア猫、怪我等で動きが取りづらい猫にとってつらい設計です。ご自身で飼われる猫ちゃんの年齢や状況に合わせたものを用意しましょう。

しかし、「どうしてもこれが良い」というものについては、入りやすいように段差を作ってあげれば使うことも可能かもしれません。

前の飼い主さんに聞いてみる

猫によって砂の好みは分かれます。好みの砂ではないと気持ちよくトイレを使うことが出来ません。

飼い始めの際に、前の飼い主さんにどんなものを使っていたかを聞いてみることでトイレもスムーズにしてくれ、前の暮らしとのギャップを減らせるのでオススメです。

オシッコが固まるトイレ

オシッコが固まるトイレは以前からよく使われている猫トイレです。ウンチとおなじ感覚でオシッコを取ることが出来ます。

さまざまな砂が選べる

システムトイレは基本的に決まった砂を使うことが多いですが、オシッコが固まるトイレはさまざまな種類の砂があるので、好みの砂を選ぶことが出来ます。

初めに購入した砂が合わなくても、他の砂を試すことが出来るところが利点と言えます。

どんな砂があるの?

砂の種類

鉱物系、木系、紙系、おから系とさまざまな種類があります。猫ちゃんに一番人気のものは鉱物系と言われています。鉱物系は細かくて自然の土と似ている感覚があるので、使用感が良いみたいです。鉱物系に慣れてしまうと、なかなか他のものに移れないかもしれません。

赤ちゃん猫や成長中の猫は様々な砂を受け入れてくれる確率が高いので、飼い主の好みの砂がある場合はこの成長期間が狙い目です。

トイレに流せるのか?

トイレに流せるタイプと流せないタイプがありますが、流せるタイプでもトイレが詰まって大惨事になることもあるようです。つまりの原因としては砂の他にも、猫のウンチが原因という事例も。猫のウンチは毛を含み固くなっているため、詰まってしまうことがあるんだとか。

流すときは「大」の方を使用したり、一度に多くを流さないようにしたりと、配慮しながら使うことで、大惨事は起こりにくくなるようです。それでも気になる方は流せるタイプのものでも燃えるゴミとして扱うことをオススメします。

容器が単純なので洗いやすい

他のものと比べて丸洗いが簡単です。システムトイレは容器が少し複雑で、すのこの部分もあるので洗いにくいという印象があります。それに比べオシッコが固まるトイレは単純な器のみの設計なので洗いやすいです。

定期的に容器を洗わずにいると容器自体が臭いの元になってしまいますので、洗いやすいというのはとても重要なポイントですね。

システムトイレ

システムトイレは2層になっていて、上層の砂はオシッコを吸わず、下層のトイレシートでオシッコを受け止めます。つまり、”猫の砂”と”トイレシート”が必要になります。

トイレシートが1週間持つ

専用トイレシートは1週間ほどシートを取り替えなくて良いことがウリのものが多いです。ただこれは1匹の場合の話なので、2匹以上の場合や尿の量で使用期間は短くなります。

猫の砂が減りにくい

固まる砂はオシッコやウンチをする度に処分されますが、システムトイレにおいてはウンチを取る際にしか猫砂が減ることはありません。猫の砂は購入する際に重かったりするので、購入機会が減ることは利点の1つですね。

もちろん定期的に新しい砂に変えることは必要です!

トイレシート無しのシステムトイレ

システムトイレの中には、トイレシートが必要無いものもあります。

普通のシステムトイレと同じで2層になっているのですが、砂がオシッコを吸うと、吸った分の砂だけが細かく崩れて下に落ちるような仕組みになっています。

従来のシステムトイレは砂とトイレシートの両方を購入、設置することが必要でした。購入の手間と設置の手間が減ることがメリットと言えます。

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全自動トイレ

ちょっとお高いけど、全自動トイレもあります。普段お忙しい方や、多頭飼いのお家にオススメ。

猫ってトイレを清潔にしていないと、して欲しくない場所にオシッコをしてしまったりするんですよね。普段お忙しい方でそういった悩みを抱えているのなら、猫にとっても飼い主さまにとっても全自動トイレがオススメ。

全自動トイレは猫がトイレをするとセンサーで認識し、自動で固まった砂やウンチを取ってくれます。そしてトイレゴミが溜まり次第、燃えるゴミに捨てます。

物によってゴミを溜めておける容量が全然違うので、猫の数や自分の生活スタイルに合わせて決めましょう。

全自動トイレは見た目がトイレっぽくないところも良いですね。

猫のトイレで気をつけたいこと

砂の量は常に気にしてあげて

砂の量が少ないのは猫の不満の一つになります。砂をかいて下の容器が見えてしまうようなら砂がかなり少ない証拠。砂が多いんじゃないか、というくらいで十分です。床に飛び散るのが嫌だからと言って躊躇しないように。

砂は多い方が普段のお掃除も楽です。砂が少ないとウンチが容器にくっ付いてしまって、余計なお掃除が必要になることもあります。心当たりのある方は砂の量を増やしましょう。

1匹に1つのトイレを用意する

全自動なら別ですが、基本的にトイレは1匹につき1つ用意してあげましょう。

トイレにオシッコやウンチがしたままの状態であると、猫はストレスを感じてしまいます。そうなれば仕方なく他の場所にオシッコをしてしまうのです。それは飼い主側としても避けたいですよね。

トイレは定期的に洗いましょう

トイレの清潔さはオシッコやウンチをスコップで取るだけでは保てません。定期的に容器を洗うことで、猫は気持ちよくトイレを使うことが出来ます。容器を洗ったらしっかり天日干しすることがポイントです。生乾きはカビの原因になって、もっと嫌な臭いを放ってしまうのです。

トイレシートで体調チェック?

システムトイレを使用する際に必要なトイレシート。このトイレシートで簡単な体調チェックが出来ます。

トイレシートは青色の商品が多いのですが、中には白色の商品も売られています。青色のトイレシートでは判断が難しいのですが、白色のトイレシートはオシッコの色が確認が出来ます。いつもとオシッコの色が違うと感じたら体調不良のサインになります。

しかし、システムトイレ付属のトイレシートは青色のトイレシートの方が多く、やはりどうしても付属のものがいいな、という方もいると思います。そういう場合は、時々使用してオシッコの色を確認したり、体調が悪そうだと感じたときに使用する形でかまいません。

こんなものがあるんだ程度で、いざという時のため、頭の片隅にでも置いておくと良いかもしれませんね。

トイレのゴミはどうしてる?

私は以前、トイレのゴミをビニール袋に入れて燃えるゴミに捨てていました。しかしそんな捨て方をしていたので、どうしても臭いが気になりました。

現在はベビー用品のオムツ用のゴミ箱を購入し、臭い対策がバッチリになりました。猫のウンチってけっこう特徴的な臭いなのでかなり悩んでいたのですが、これによって悩むことはしばらく無さそうです。

臭いで悩んでいる方は、そういったゴミ箱を置くことも検討してみてはいかがでしょうか。

うちで使っているものです。Combiさんのスマートポイという商品。これよりももっと防臭に特化したやつも売られているけど、これぐらいで十分かなと思い購入。

臭いが漏れないように中蓋も付いていて、ゴミを押し入れる形になっています。押し入れる瞬間は臭いますが、普段は全く気になりません!

こういった商品はいろいろな物があるので、機能をよく調べ、デザインを見て買うと良いと思います。

さいごに

うちでは兄妹猫を飼っているのですが、オス猫がウンチをするとメス猫がやってきて砂を一緒にかいてあげるのがとても面白くて可愛いです。ただ単に臭くて気になるからやっているんだろうけど(笑)

猫のトイレはさまざまなタイプがありますが、お互いにコレだ!というものを見つけると毎日がもっと気持ちよく過ごせそう…。猫のトイレで悩んでいる方は、原因を見つけて早めに対処するか、新しいものの購入を考えてみては如何でしょうか?

カテゴリ:暮らしと健康

ペットdeペット編集部 茨城県出身。現在、猫2匹とルームシェアをしています。キャットケアスペシャリスト。

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