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ペット保険とは? 加入前のチェックポイント

髙柳万里髙柳万里(キッズ・マネー・ステーション認定講師)

ペット保険

ファイナンシャルプランナーの髙柳万里です。私は幼いころから猫、犬、文鳥、金魚など様々な動物たちと暮らしてきました。現代は、ペット医療も飛躍的に進歩していますが、それに伴い治療費の負担も重くなるケースが増えています。大切な家族の一員の為に、『ペット保険』のしくみをざっくり確認しておきましょう。

ペット保険の基礎知識

食事の質や住環境の変化に伴い、日本では人間と同じく、ペットも高齢化社会をむかえています。動物病院で受けるペットの医療は自由診療かつ、全額自己負担となり、病気やケガによっては高額の医療費負担となるケースがあります。

実際、私の身内の愛猫ががん治療のため、抗がん剤などで何十万円もかかったことがありました。

動物病院での自己負担額を軽減するために開発された『ペット保険』は、現在では損害保険や少額短期保険10社以上が取り扱っています。

補償の内容は『通院』『入院』『手術』と大きく3つの種類です。『通院』補償がついておらず『入院』『手術』のみ補償するタイプもあり様々です。

保険会社により、火葬費用等の各種特約がセットできるプランもあります。また、医療費の自己負担割合が50%、70%等から選べるようになっているのが一般的です。

基本的には契約期間は一年単位で更新され、ペットの年齢と共に保険料も上がるケースがほとんどです。ただし、ペットの年齢が11歳~12歳頃までが契約可能年齢である事が多いため、『うちの子がもう少し高齢になってから入ればいっか~』とのんびり構えていると、契約可能年齢を過ぎてしまう場合がありますのでご注意ください。

加入前にチェックしておくべきポイント5つ!

1.通院補償はあり OR なし?
通院補償を準備しておくかどうかで、保険料の金額も変わります。手厚く備えるか、わりきって入院と手術のみのシンプル保障で保険料負担を軽くするか検討しましょう。
2.自己負担割合は何%?
自己負担割合0%・10%・50%・70%等、所定の割合を選択します。保険料とのバランスを考えて、割合を選びましょう。
3.支払限度額&支払限度日数を確認!
「年間最大100万円まで」、「通院や入院一日あたり12,000円まで」等の限度額を確認しておきましょう。また、「入院は年間20日まで」等、日数や手術の回数限度があるか確認しましょう。
4.動物病院での支払いは?
動物病院の窓口でいったん治療費を全額支払い、後日請求手続きをしてから保険金を受け取る方法か、窓口清算してくれる方法か確認しておきましょう。対象の動物病院の範囲もあわせてチェックしましょう。
5.『免責』事項を要チェック!
保険で支払われる金額から5,000円等、所定の金額が差し引かれる『免責金額』が設定されているものがありますので注意しましょう。また、予防接種や不妊治療については補償対象外となる場合が一般的です。歯科治療や先進医療についても、対象となるかどうか事前に確認しておきましょう。

使う場面をイメージして内容確認しておこう

うちにいたパピヨンも、よく後ろ足を脱臼して、あわてて病院につれていった思い出があります。最近では脱臼についても補償の対象となるものもあるようです。いざ病院で治療費を支払う段階で『思っていた補償内容と違った…』とがっかりすることのないように、必ず事前に重要事項をよく読んで、詳細やご不明点は各保険会社のコールセンターに確認することをお勧めします。定期的にかかりつけの病院で健康管理をしながら、かけがえのない家族であるペットたちにはいつまでも健康で、長生きしてほしいものですね。

カテゴリ:マネー

髙柳万里
キッズ・マネー・ステーション認定講師 髙柳万里 ファイナンシャルプランナー/キッズ・マネー・ステーション認定講師 ファイナンシャルプランナーの夫と、子ども二人の4人家族。 金銭教育を受ける機会が全くないまま社会人となっていたことに愕然とし、必要に迫られて平成二十年にFP資格取得。「常識にとらわれず、実践から学ぶ!」をモットーに、保険分野を専門にアドバイスしています。 小学校入学を機にお小遣い制をスタートした息子と、最近お金に興味を持ち始めた保育園児の娘が、一生を通じて上手にお金とつきあうためにはどうしたらよいか、日々創意工夫&試行錯誤中。動物全般大好きです♪