わたしが猫を飼ってから気付いた「理想」と「現実」のギャップ
猫と暮らすお部屋は、飼い主の好みだけで作っても上手くいかないことが沢山あります。今回はわたしが猫と暮らしてからお部屋について「難しい・・」と感じたことや、妥協案をご紹介していきます。
目次
猫と暮らして気付いたこと
皆さんは「こんなお部屋に住みたい・・」という理想はありますか?
わたしは、あります・・・・。
素敵なお部屋を見ると、気分も良いですし!
だけど猫と暮らしていることで、出来ないことがいくつか出てきました。
今回はそのことについて少し触れていこうかな、と思います!
悲しかった理想と現実のギャップ
猫と暮らすにあたって、やりたかったけど出来なかったことや、やってみたけど難しかったことがいくつか出てきました。
植物には危険な種類がある
緑のあるお部屋ってとても素敵だと思いませんか?
たとえば、お花を飾ってみたり、
観葉植物を飾ってみたり。
植物を飾るとお部屋がお洒落に見えるだけでなく、リラックス効果もあると言われています。
そもそも私は海より山派の人間・・・。やはり、植物は置きたかった。
しかし・・・、
植物には毒を持つものが多くあるのです。
ペットを飼うならば、それを調べてから置く必要があります。
我が家の場合、最初のうちはよく調べてから置いたりもしていましたが、だんだんと振り分けるのも大変になり、「植物は基本的に庭だけにしよう。」という結論に至りました。
植物に興味がない猫ちゃんであれば良かったのかもしれません。ただ、我が家の猫たちは花びらや葉っぱを食べちゃうんです・・。
何かあった後では恐ろしいと感じ、植物を置くことは基本的にナシにしました。
造花は安心して飾れます
我が家では、造花ならOKってことにしています!お手入れも少なく済む造花はとても使い勝手が良いです。
ただ、猫たちが造花にじゃれてしまうこともあるので、飾った直後についてはしっかり見張ったり、どんな反応をするのかわざと見せたりはします。
私と同じように緑を飾りたい方は、造花がおすすめです。
画鋲を外されてしまう
写真やアートを飾りたいと思ったことはありませんか?
壁って単調になりがちですが、好きな写真やアートを飾るだけで一気に部屋の雰囲気が変わるし、見るたびに心が満たされますよね。
こういった写真やアートを飾る時によく使われるの「画鋲」ですが、
うちの猫、
画鋲を歯で抜くんです・・・(泣)
以前、玄関先に絵を飾っていたのですが、ある日、絵が落ちていました。そして絵を飾るために付けていた画鋲はなかなか見つかりませんでした。
どこにあったのかというと・・
なんと、靴の中・・・。
ただ画鋲の穴が緩まって抜けた雰囲気ではなさそうだったので、後々、猫の目の前で画鋲を刺して実験してみると、
歯で上手に画鋲を抜き取るという技を習得していることが明らかに。
それからは、猫の手が届く場所に画鋲を付けるのはナシになりました。
※写真やアートだけでなく、同じく画鋲を使って壁に貼ってしまいがちなカレンダー等にも注意しましょう!
針を使わない方法を探そう
最近では壁に穴を開けたくない人のために、針を使わずに絵や写真を飾れる便利グッズもあります。
例えば「ソフト粘着剤」だったり、簡単なものであれば「マスキングテープ」でも十分だったりします。
こういった、針を使わない安全な方法を探すのも一つの手かもしれません。
アロマオイルが使えない
アロマの香りがするお部屋って、入った瞬間から脳が癒しモードに入って幸せな気持ちになりませんか?
最近では自宅でアロママッサージを楽しむ人も増えているようです。
わたしもお家でアロマを使ってみたい、とは思うのですが・・、
猫との暮らしでは
基本的にアロマオイルは使えません・・・・・。
猫と人は同じ哺乳類ではあるものの、やはり身体の仕組みは異なります。猫がアロマを吸ってしまうと身体に良い影響ではなく、大きな負担を与えてしまうのです。
しかしながら、今までわたしがお店でアロマを購入するときに、店員さんが「猫に危険」などと注意してくれた経験は未だありません。
恐らく知らずに購入してしまう方もまだまだいらっしゃると思いますので、知らないで使っている飼い主さんがいたら、そっと教えてあげましょう。
猫との暮らしにおいてのアロマの楽しみ方
アロマが好きな飼い主さんについては楽しみが一つ無くなり、寂しく感じてしまうでしょう。
そういった場合は、お家にアロマ専用のお部屋を作るか、外出時にアロマを楽しみましょう!
外出の際はハンカチに垂らして使ってもいいですし、香りを持ち歩きできるよう作られた商品もあります。お仕事の合間など、一度気分をリセットしたい時などにオススメです。
大切なものや高価なものは置けない
思い出の品や大切なコレクション、高価なアクセサリーなど・・・その人によって大切なものは様々だと思いますが、それらをどのように保管していますか?
見えないように保管している人もいれば、見えるように飾っている方も少なくないでしょう。
わたしはなるべく見えるように飾りたい派、なのですが・・。
以前、大切にしていた置き物に猫がじゃれて壊されたことがあり、
それ以降は基本的に落ちても壊れないものや、そこまで大切ではない替えが効くものを置くようになりました。
また、猫は手先が器用なので、箱に入れたとしても開けて遊んでしまうことがあります。そのため、本当に大切なものであれば鍵をかけるなどして保管することをオススメします。
どうしても飾りたいなら・・
猫の手が届かないようにしたいけど、どうしてもお部屋に飾りたいものもありますよね。
そういった場合は、「ガラスのコレクションケース」で飾りながら保管してみては如何でしょうか?
猫グッズがかなり場所を取る
猫と暮らすにあたっては、様々なものが必要になります。普段から使っている、
- 猫のケージ
- キャットタワー
- 猫ベッド
- 爪研ぎ
- 猫トイレ
- 猫のおもちゃ
だけでなく、
- 猫用キャリーバッグ
- 猫の餌のストック
- トイレ砂のストック
- 猫の避難グッズ
なども必要になります。
収納が少ないお家だと、こういった猫グッズの収納に結構困るんですよね。
かくいう私の家もそこまで豊富に収納できるわけではないので、猫グッズの置き場には少々困っています・・。収納技を学びたいです・・・。
トランクルームを活用しよう
最近ではトランクルームを活用する人も増えてきました。
あまりにも収納に困った場合は、トランクルームを活用することを視野に入れてみても良いかもしれません。
猫に配慮しながら理想のお部屋に近づけよう
如何でしたでしょうか?
我が家の猫たちはとてもヤンチャでいたずらの回数も多いため、参考にならない部分もあるかと思いますが、
多かれ少なかれ、猫との暮らしによって「理想を諦める場面」は何度か出てくると思います。
猫とこれから暮らす人も、現在猫と暮らしている人も、こういったマイナス面と前向きに向き合いながら、出来る限り猫にも自分にも寄り添った理想のお部屋に近づけていきましょう!
カテゴリ:暮らしと健康
- ペットdeペット編集部 うーたん 茨城県出身。現在、猫2匹とルームシェアをしています。キャットケアスペシャリスト。
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