猫を飼おう!

猫が爪とぎを使わないで壁や家具で爪をといでしまう理由とは?解決方法も合わせてご紹介

(ペットdeペット編集部)

 

せっかく爪とぎを用意しているのに、なぜか爪とぎではなく壁や家具にガリガリ…。どうして爪とぎを使ってくれないのか、猫の気持ちになって理由を考えていきましょう!合わせて解決方法もご紹介していきます♪

目次

爪とぎを用意してるのに…

爪とぎが用意されているのにも関わらず、何故か爪とぎを使わずに壁や家具にガリガリとしてしまう猫ちゃんに悩んでいる飼い主さんはいませんか?

可愛い愛猫がやっていることだからと、お家の中がボロボロになっていくのを泣く泣く受け入れてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、少しの工夫で、壁や家具のダメージは格段に抑えられます。

まずはどうして爪とぎを使わずに壁や家具で爪をといでしまうのか、愛猫の気持ちになって考えてみましょう!

壁や家具で爪をといでしまう理由と解決方法

壁や家具にガリガリされるのはとても困りますが、猫には猫なりの理由が必ずあります。

猫の気持ちになって原因を考えた上で解決方法を見つけていきましょう。

理由1:爪とぎの素材や形が好みではない

いくつ爪とぎを置いたとしても、素材感や形状が猫の好みでなければ使うことはないでしょう。

素材についてはダンボールタイプをよく見かけますが、他にも麻紐タイプや木材タイプ、カーペットタイプなどさまざまな種類があります。

また、形状については横置き型や、ポール型、ベッド型などに大きく分けられます。商品によって見た目も形も様々なので、色々と試していくと良いと思います。

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理由2:爪とぎが使いづらい場所にある

こちらについては、我が家でよくやってしまいがちな事なのですが…

横置き型の爪とぎの場合、近くに物が置いてあると身体が当たってしまうため使いづらいのですよね。

猫たちはストレスなく、思いっきり爪をとぎたいと思っています。

爪とぎを固定していないと知らず知らずのうちに爪とぎが動いてしまうことがあるので、時々周りに物がないかチェックしましょう!

理由3:爪とぎが目立たない場所に置いてある

爪とぎの目的は爪をとぐ以外に、マーキングの意味があることをご存じですか?

猫たちは自分の「なわばり」であることを示すために、爪をとぐことで自分の「におい」を付けているのです。

なわばりはなるべく目立つところに、というのが猫の本能的な思い・・。

爪とぎが目立たない場所にあると、その場所に魅力を感じなくなります。

猫たちの本能をくすぐるような目立つ場所、または猫がよく通るルート内に爪とぎを置いてみましょう!

理由4:爪とぎが古くなっている

爪とぎが古くなっている場合、そこで爪をといでもスッキリ感が得られていない可能性があります。

特にダンボールはへたるのが早いので、定期的に新しい物を用意してあげましょう。

ちなみに、一番耐久性があるものは木材タイプです。好みは分かれますが、我が家の猫、2匹のうち1匹は木材タイプも使ってくれます。

理由5:爪とぎの数が少ない

爪とぎはお部屋の中にあればあるだけ、猫にとっては嬉しいです。

壁にしても家具にしても、色々な場所で爪をといでいる猫ちゃんであれば、なおさらその傾向は強いでしょう。

猫の通り道や、現在爪とぎスポットとなってしまっている壁や家具の近くに爪とぎを置くとより効果的です。

ただ、数撃ちゃ当たるという訳ではないので、しっかりと愛猫の好みにあった爪とぎを置きましょう。

壁や家具に爪とぎさせない工夫も必要

爪とぎばかり増やしても、部屋の中がゴチャゴチャしてしまいます。壁や家具を保護することも考えていきましょう。

ソファなどの家具はカバーや布をかけるなどのちょっとした工夫でも効果がありますし、壁については壁を保護する透明シートがよく売られています。

壁がボロボロになってしまった後だと粘着が弱くなってしまう(我が家で経験済み)ため、なるべく壁が元気なうちに貼りましょう。

また、爪とぎされがちな壁や家具の前に、他の家具や装飾品などの障害物を置くと爪とぎがしづらくなります。

猫目線になって、「これをされたら爪とぎしづらいだろうな」と予想しながら進めていくのが一番の近道です♪

さいごに

猫の爪とぎってとても豪快で、見ていてなんだかこっちまでスッキリしてきませんか?

我が家には一本の木のようなキャットタワーがあるのですが、そこでの猫たちの爪とぎがあまりにも豪快で、何かのパフォーマンスを見ているような気分になります。

ただ、それが壁や家具だった時にはスッキリではなくモヤモヤ、といった感情に…。

飼い主と猫、お互いのためにも爪とぎ問題については早めに解決していきましょう~!

カテゴリ:猫を飼おう!

ペットdeペット編集部 茨城県出身。現在、猫2匹とルームシェアをしています。キャットケアスペシャリスト。

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