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猫のブラッシングはとても大切―ブラシの選び方やブラッシングのコツをご紹介―

(ペットdeペット編集部)

 

愛猫への日頃のブラッシングは順調に出来ていますか?猫へのブラッシングはさまざまな意味やメリットがあり、怠ってしまうと健康に問題が発生することもあります。

今回は、ブラッシングのメリットやコツ、苦手な子への対応をご紹介します。

目次

母猫から子猫への毛づくろい

母猫は子猫が産まれると直ぐに子猫への毛づくろい(=グルーミング)を始め、肺呼吸を促します。出産のあとも排泄を教えたり、清潔を保つため、多くの時間を子猫へのグルーミングに費やしながら育てます。

そう、母猫のグルーミングは子猫への一番の愛情表現なのです。

そして私たち人間が猫へ行うブラッシングも、グルーミングと同じような効果があります。飼い主が優しくブラッシングしてあげると、猫は飼い主を母猫のように感じるのです。

愛情は思っているだけでは伝わりません。こまめにブラッシングをすることで飼い主の愛情をたっぷりと伝えましょう。

ブラッシングが大切な理由

ブラッシングには愛情表現の他にも様々なメリットがあります。これを知れば、ブラッシングせずにはいられないでしょう。

もつれ・毛玉を防ぐ

ブラッシングを怠ると毛が絡まってもつれ、ひどくなると毛が固まって毛玉になってしまいます。

もつれや毛玉になってしまうと猫自身では取ることが出来ないためストレスになり、放置すれば皮膚病の原因になってしまうこともあります。

また、猫が高齢になると毛づくろい(グルーミング)の頻度が低くなるため、もつれ・毛玉が出来やすくなります。

毛球症の予防

猫は毛づくろい(グルーミング)の時に抜け毛をたくさん飲み込んでしまいます。通常、飲み込んだ抜け毛は便と一緒に排泄されるか、体内に溜めて口からまとめて吐き出すかのどちらかになります。

しかし、抜け毛が溜まりすぎると体内に詰まってしまうことがあり、そうなれば病院での治療が必要になります。これを毛球症と呼びます。

こまめなブラッシングをすることで飲み込んでしまう抜け毛を減らせるため、毛球症の予防になります。

ノミ・ダニの発見

ブラッシングをすることでノミ・ダニなどの寄生虫を早期に発見することが出来ます。ノミ・ダニについては予防薬もあるのでそちらもオススメです。

皮膚病の予防

抜け毛が残っていると皮膚病の原因になることがあります。そして、ブラッシングは皮膚の異常にいち早く気付くことが出来るため、日頃の健康チェックにも最適です。

マッサージ効果

皮膚に適度な刺激を与えるブラッシングは、血行促進やマッサージ効果も期待できます。

ブラッシングの頻度は?

ブラッシングの頻度は被毛の長さによって異なります。

短毛種の場合

短毛種は週に1~2回程度ブラッシングをしましょう。

スキンシップの1つとして毎日やっても良いですが、その場合は軽めに、短時間で終わらせましょう。

長毛種の場合

短毛種とは違い、長毛種は毎日のブラッシングが必要になります。

やはり毛が長いと絡まりやすく、汚れも付きやすいのです。

ブラシの種類を知ろう

猫のブラシにはさまざまな種類があります。

コーム

コームは歯が一直線に並んでおり、人が使う櫛と同じような見た目をしています。目のあらい部分は毛玉やもつれを取りに、目が細かい部分ではノミ取りや仕上げに毛を整える際に使えます。

ラバーブラシ

短毛種にオススメです。ゴムやシリコンで出来ているので、摩擦によって抜け毛を取ることが出来ます。手袋の形をしたラバーブラシも人気です。

ピンブラシ

ピンブラシは、ピンが平面に均等に配置されたブラシのことを指します。

背中やお腹などの面積が大きい場所をブラッシングする際に適していて、先端が丸くなっているので皮膚を傷つけにくいため使いやすいです。

スリッカーブラシ

スリッカーブラシは「く」の字の金属性のピンが平面に均等に配置されたブラシのことを指します。長毛種にオススメですが、短毛種にも使えます。もつれや抜け毛取りに適しています。

ファーミネーター

ファーミネーターは抜け毛を取るのに特化したブラシです。ファーミネーターは他のブラシとは違い抜け毛を取りやすいため、頻度は10日に1回程度で十分です。重さがあるので力を入れず、短時間で簡単に抜け毛の処理ができます。

獣毛ブラシ

獣毛で出来たブラシは仕上げに最適です。獣毛に適度な水分、油分が含まれているため毛に艶が出て見た目が美しくなります。

ブラッシングのコツ

まず用意したいのは粘着テープ(コロコロなど)です。ブラッシングをすると必ず毛が落ちるので、始める前に近くに置いておきましょう。

まだブラシを購入していない場合は、短毛種であればコームとラバーブラシ、長毛種であればコームとスリッカーブラシを用意しましょう。

  1. チャンスは猫がリラックスしているとき
  2. ブラッシングは毛並みにそって行う
  3. 強さはいらない、やさしくが鉄則
  4. やさしく声をかけながら行う
  5. 嫌がるようなら、また明日

慣れるまでは背中から腰、顔周りを中心に行いましょう。顔周りについてはコームのみで十分です。気持ちよく解かしてあげましょう。

慣れてきたら少しずつ範囲を広げましょう。少しずつお腹や足、尻尾なども出来るようになりますが、長毛種の場合はもつれが生じやすいため、難しい部位でもササッと手短にやってあげましょう。

ブラッシングが苦手な猫はどうする?

現在ブラッシングが苦手な猫でも、少しずつ慣れさせることである程度出来るようになります。

ブラッシングが苦手な猫はそもそもスキンシップが苦手であることが多いので、まずはブラシ無しで練習です。

①猫がリラックスしているタイミングや、寄ってきたタイミングに合わせて顔周りや背中を優しく撫でてあげましょう。優しい声をかけながら撫でると、猫は安心しやすいです。

②何日か経ちスキンシップが問題なく行えるようになったら、ブラシの登場です。猫がリラックスしているタイミングや、自分から寄ってきたタイミングに合わせ、まずはいつも通り手で撫でてあげましょう。

③数回撫でたらさりげなくブラシを手に持ち、触れるぐらいの強さで背中のブラッシングを行いましょう。最初は短時間で、ブラシの感覚を覚えてもらうくらいが丁度良いです。

背中のブラッシングに慣れることが第一歩です。焦りは禁物です。

さいごに

ブラッシングは猫にとっての愛情表現にあたります。こまめなブラッシングで、より強い信頼関係を築きましょう。

猫それぞれ力加減にも好みがあるので、好みの強さでやってあげると喜びます。ただ強くやりすぎるのは良くないので、気をつけましょう!

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ペットdeペット編集部 茨城県出身。現在、猫2匹とルームシェア。猫たちは大切なことを教えてくれる私の先生。

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