【愛猫ともっと仲良く!】しっぽの動きで気持ちを共有しよう

(ペットdeペット編集部)

 

愛猫と会話することは出来ないけれど、愛猫が全身を使って気持ちを表現してくれていることを忘れてはいけません。その一つが「しっぽ」です。今回は、「しっぽで理解する猫の気持ち」と「その時の愛猫との接し方」をご紹介します。

目次

猫のしっぽの役割

まず猫のしっぽにはどのような役割があるのでしょうか?4つの重要な役割をご紹介します。

①感情表現

しっぽの形や動きで感情の表現をします。初めは生まれて間もない子猫とその母猫のコミュニケーションのために使われるのですが、その影響で成長すると共に細かな感情までしっぽで表すようになります。どのように感情表現をするかは次の章でご紹介します。

②バランスを取る役割

不安定な場所でも猫が安定していられるのはしっぽのおかげ。しっぽを動かしてバランスを保ち、あの高い運動能力を得ています。

③マーキング

動物が自分の尿や身体の臭いを付けて「なわばり」を示したり、異性へアピールをすることをマーキングと言います。身体の臭いを付けるマーキングの場合、臭腺から臭いを出してお気に入りの場所に擦り付けます。臭腺は身体のいくつかの場所にあり、しっぽにも臭腺が存在します。

臭腺:臭いのする分泌液を出す器官。読み方は「しゅうせん」。

④からだを温める役割

猫は寒いと感じたとき、しっぽをマフラーのように身体に巻いて寝ます。特にご先祖が寒い地域で暮らしてきた長毛種の猫たちのしっぽはモフモフしていて、より身体を温めることに特化しています。

しっぽの動きとその気持ち

しっぽの動きで気持ちを読んで、それにあった対応でもっと仲良くなりましょう。愛猫は飼い主と心が通じ合っていることが分かると色々な姿を見せてくれるようになり、日常がもっと楽しくなります。

ごきげん&リラックス篇

気分がいいとき、猫ちゃんはどのようにしっぽを動かすのでしょうか?

しっぽを真上にまっすぐ立てているとき

しっぽをピンと真上に伸ばしているときは「あいさつ」や「嬉しい気持ち」、「甘えている気持ち」などを表現しています。この動作をしてくれたときは、優しい声をかけながら撫でたり、遊んだり、ご飯をあげるとすごく喜びます。

しっぽが真上に伸びながら「?」の形になっているとき

しっぽが「?」の形に似ているときは、「遊んで!」と伝えてくれています。だいたい10分~15分くらい遊べば満足しますので、何かをしていても一度手を止めて遊んであげるととても喜んでくれます。

しっぽをゆっくり、大きく振っているとき

リラックスしている様子です。そっとしておいても良いし、撫でてあげたり、ブラッシングなどのお手入れの時間にしても良いです。

名前を呼んだらしっぽだけが動くとき

名前を呼ばれたことには気づいたけど、反応するのが面倒臭いときにはしっぽだけで返事をします。面倒くさいようなので用事は後にしましょう。

攻撃的&不安な気持ち篇

攻撃的なときや不安な気持ちのとき、猫ちゃんはどのようにしっぽを動かすのでしょうか?

しっぽを足の間に挟んだり、身体に巻いてるとき

しっぽを足の間に挟んだり、不自然なほど身体に巻きつけているときは恐怖心でいっぱいの様子。身体を出来るだけ小さく見せて、攻撃しないで欲しいことを伝えています。お家の猫ちゃんなら、慣れていない人や知らない動物と対面したり、知らない場所に行くとこのような反応をするときがあります。

このときは無理に愛猫に触ったり慣れさせようとしてはいけません。その場から離すか、自然と慣れるのを待つか、どちらかにしましょう。

毛を逆立てて、しっぽを一気に太く見せるとき

驚きや恐怖を感じたり、相手を威嚇するときにこのようなしっぽになります。この身体を大きく見せて自分を強く見せる行動は臆病な猫ほどよくやります。愛猫の身に危険がある場合以外は、そっとしておきましょう。無理に手を出すと引っ掻かれてしまいます。

しっぽを力なく下げているとき

なにかで落ち込んだときや体調が悪いときはしっぽを下げて行動します。かまいすぎず、注意をして様子を見ましょう。様子が明らかにおかしい場合は動物病院で診てもらうことも考えましょう。

しっぽを床に叩きつけているとき

ご機嫌ななめのときに、しっぽを床に叩きつけるような動作を見せます。触られたくないときにしつこく触ってしまった場合は、謝ってそっとしておきましょう。

しっぽを左右に大きく早いリズムで振っている時

獲物やおもちゃを狙っているときや怒っているときに、しっぽを左右に大きく早いリズムで振ります。おもちゃで遊んでいる時は続けてあげ、怒っているときはそっとして収まるのを待ちましょう。

短いしっぽだったら?

日本には短いしっぽの猫ちゃんもたくさんいますよね。短いしっぽだとなかなか感情表現が伝わってこないのでは?と思う方もいると思います。

これは私の経験談ですが、以前8cm無いぐらいのしっぽの愛猫と暮らしていましたが、角度やリズム、力強さでなんとなく分かりました。

それ以上に小さくほとんどしっぽが見えないような猫ちゃんだと難しいかもしれませんが、腰の動きなどでもある程度予測がつくだろうと思います。

そして一緒にいる時間が積み重なれば、他の部位からも感情がだんだんと読み取れるようになるので、その時間をじっくりと楽みましょう!

一緒にいると自然と理解できるように

今回はしっぽの動きとその気持ちについていくつかご紹介しました。これを知って皆さんが可愛い愛猫さんたちともっと仲良くなれると嬉しいです!

とは言ってもこういった感情の表現は一緒に暮らしているとなんとなく分かってくるものですよね。答え合わせのように使っていただければな、と思っています。

そしてワンちゃんもしっぽで感情表現をしますが、猫とはまた振り方が全然違うんですよね。ワンちゃんと関わる機会もあればぜひ観察してみてはいかがでしょうか?

カテゴリ:

ペットdeペット編集部 茨城県出身。現在、猫2匹とルームシェア。猫たちは大切なことを教えてくれる私の先生。

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