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知っておきたい!ペットシッター最新事情

(キッズ・マネー・ステーション認定講師)

 

ファイナンシャルプランナーの髙柳万里です。
犬と一緒に暮らしていた数年前は、出張などの折にはペットホテルを利用していましたが、お迎えに行ってケージの中で尻尾を振る姿を見るたびに、必要に駆られて預けたとはいえ、毎回申し訳ない気持ちになりました。
そこで今回、その当時知っていたら利用してみたかった『ペットシッター』について調べてみました。

ペットシッターとは?

「ペットシッター」とは、飼い主さんと契約のうえ、飼い主さん宅に訪問し、ペットのごはんやトイレのお世話、お散歩や室内遊びなどペットの相手をしてくれる人のことです。

ペットにとっては住み慣れた自宅からペットホテルなどに移動しなくても済むため、ただでさえ自分が不在にすることで不安にさせてしまうペットに余計なストレスをかけたくない飼い主さんたちの需要に応えるかたちで、近年ニーズが高まっている業種です。

現在のところ、公的な資格はまだありませんが、民間では動物介在福祉士やトリマー、認定ペットシッターなど各種資格があるようです。

「ペットシッター」業は顧客の動物を預かる業として、ペットホテルやトリミング業などと同じ「保管」区分に分類される動物取扱業者に該当します。
業として、動物の販売、保管、貸出し、訓練、展示、競りあっせん、譲受飼養を営利目的で行う場合、営業を始めるに当たって第一種動物取扱業者の登録が必要です。

「第一種動物取扱業者」とは?
→動物の販売、保管、貸出、訓練、展示、競りあっせん、譲受飼養を営利目的で業として行う者のこと。

第一種動物取扱業者は、動物の適正な取扱いを確保するための基準等を満たしたうえで、都道府県知事又は政令指定都市の長の登録を受けなければなりません。
登録を受けた動物取扱業者には、動物取扱責任者の選任及び都道府県知事等が行う研修会の受講が義務づけられています。
また、都道府県知事又は政令指定都市の長は、施設や動物の取り扱いについて問題がある場合、改善するよう勧告や命令を行うことができ、必要がある場合には立入検査をすることができます。悪質な業者については、登録を拒否されたり、登録の取消や業務の停止命令を受けることがあります。

どんなサービスや料金なの?

基本的な流れとしては、まずは飼い主さんからメールや電話でペットシッターの業者さんに問い合わせたのち、担当のスタッフさんが自宅まで足を運んで打ち合わせをします。担当のぺットシッターさんがペットと実際に対面した上で、ペットの性格や注意事項などを共有し、契約プランを確認します。また、当日補充するペットのごはんやトイレシートの場所などを確認し、お散歩希望の場合は普段のお散歩ルートを確認します。

訪問当日は、あらかじめ決められた時間に飼い主さん宅を訪問し、時間内にごはんや水の補充、トイレコーナーの処理、一定期間の換気など一通りのお世話をしてくれます。
一般的には、お世話完了後に報告書やメール等にて、当日のペットの様子を報告することが多いようです。最近ではペットの写真をメールで飼い主さんに送るサービスもあります。
要望があれば、いろいろと相談してみるのがよいでしょう。
※業者さんにより、サービス内容が異なりますのでご注意ください。

料金については、一般的には猫や小型犬なら一匹につき3,000円前後、大型犬なら一匹につき4,000円前後のところが多いようです。原則として60分単位で依頼し、延長する場合は30分単位で延長料金がかかるケースがあります。別途、初回登録料がかかる場合がありますので、料金の内訳を確認しておきましょう。

ペットシッター業者さんを選ぶときのポイント4つ♪

① 「第一種動物取扱業者」としての登録がされているか?
→実際にサービスを利用する前に、管轄の地域での登録がきちんとされているかどうか確認しましょう。
② 具体的なサービス内容・料金体系は明確でわかりやすいか?
→オプション料金が追加されるケース等を確認し、不明なところは事前に確認しておきましょう。
③ ペットシッター専用の賠償責任保険に加入しているか?
→お散歩中の不慮の事故や自宅内の家具の破損等、各種リスクに備える賠償保険に加入されているか確認しておきましょう。
④ ペットシッターさんとペットの相性はどうか?
→ペットによっては、よく知らない人に警戒するタイプの場合はかえってストレスをかけることになりますので、日ごろからその子の性格や健康状態を把握しておくことが大事です。

なお、クレジットカード会社や生命保険会社・損害保険会社のご契約者専用付帯サービスの一環として、ペットシッターサービスが紹介されている場合もありますので、ご契約の保険会社の付帯サービスの内容をご確認ください。

いざというときの預け先を考えておこう♪

飼い主さんと大切なペットたちが、いつでも一緒に楽しく健やかに暮らせるのが何よりですが、急病や出張等のため、やむをえずペットを置いて家を空けなければならない状況になることも想定されます。親戚や友人にお世話を頼もうと思っても、いつでもお願いできるとは限りません。
そんな時、信頼のおけるペットシッターさんやペットホテルにお世話をお願いすることができれば、いざというときの預け先の候補が複数確保できるので安心です。

大切な家族の一員であるペットのストレスが少しでも緩和されるように、日ごろからその子と相性のよい預け先を考えておいてはいかがでしょうか。

カテゴリ:暮らし

キッズ・マネー・ステーション認定講師 ファイナンシャルプランナー/キッズ・マネー・ステーション認定講師 ファイナンシャルプランナーの夫と、子ども二人の4人家族。 金銭教育を受ける機会が全くないまま社会人となっていたことに愕然とし、必要に迫られて平成二十年にFP資格取得。「常識にとらわれず、実践から学ぶ!」をモットーに、保険分野を専門にアドバイスしています。 小学校入学を機にお小遣い制をスタートした息子と、最近お金に興味を持ち始めた保育園児の娘が、一生を通じて上手にお金とつきあうためにはどうしたらよいか、日々創意工夫&試行錯誤中。動物全般大好きです♪

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