オス猫とメス猫に見られる特徴の違いとは?見た目や性格、触り心地などについて
オス猫とメス猫にはあらゆる違いがありますが、ライオンや孔雀のように分かりやすいものではありません。
そこで今回は、オス猫とメス猫の細かな違いについてご紹介していきます。現在猫と暮らしている方や、これから猫と暮らそうと考えている方は是非参考にしてみてください♪
目次
猫はオスとメスの区別が難しい?
オス猫とメス猫はあらゆる点に違いが見られますが、区別がなかなか難しいのです。
知人に我が家のオス猫を見せてみると、「メス猫ちゃん?」と聞かれることの方が多かったり、
過去現在合わせて5匹の猫と暮らした経験がある私でも、ときどき性別を間違えてしまうことがあります。
性別が分かったからといって何かが変わるわけではありませんが、ある程度違いを知っておくと愛猫のことをもっと理解することができたり、新しく猫をお迎えする時などにも参考になるかと思います。
それでは、まずは顔つきや体つきの違いについてからお話していきます。
顔つき・体つき
オス猫とメス猫の違いは、見た目に表れます。
オス猫は鼻や頬が大きく、逞しい印象。比べてメス猫は、鼻が小ぶりで顔まわりがシュッとしています。
体つきについては、オス猫はメス猫よりも体が全体的に大きい傾向にあり、筋肉質でガッシリ体型です。メス猫は体が小ぶりでしなやかな印象を受けます。
毛色のちがい
一部の毛色に限った話ではありますが、遺伝子の関係で性別によって現れにくい毛色があります。
茶トラ・茶白
茶トラや茶白は遺伝子の関係によってオスの方が生まれやすく、茶トラ・茶白の80%ほどがオスなのではないかと言われています。
そのため、茶トラ・茶白の猫は体つきが大きくガッチリしている傾向にあります。
三毛猫・二毛猫
三毛猫・二毛猫を見かけた時は、ほとんどがメスだと思っていいでしょう。こちらも遺伝子によるものです。
オス猫の三毛猫はその珍しさから、江戸時代には縁起物として扱われていました。その影響からか、招き猫は三毛猫のイメージが強いですよね。
食欲・食べ方
オス猫はメス猫よりも活動量が多く体も大きいため、食欲が旺盛になる傾向にあります。対してメス猫は活動量が少なく体が小さいので、少食気味になる傾向があります。
そのためか、オス猫はガツガツ早食いしてしまう子が多く、メス猫はゆっくり上品に食べる子が多いです。
性格
オス猫は好奇心旺盛で遊びが大好き。そして、穏やかで甘えん坊な性格です。
(※去勢手術をしていないオス猫に関しては、独立心が強くなり荒っぽい性格になることも。)
比べてメス猫は、おとなしめでツンデレ、警戒心が強い傾向にあります。警戒心の強さは子を守らなければならないという本能からなのではと言われています。
気分屋なので、クールなときと甘えん坊なときの差が激しいです。
触り心地
オス猫を触ると、筋肉質なのでがっしりしていてどこか安心感があり、メス猫よりは強めに撫でてあげたくなります。
比べてメス猫を触ってみると、皮下脂肪が多いので触るとふんわり柔らかく、華奢な印象を受けると思います。
さいごに
これらはあくまで傾向なので個体差がありますが、
オス猫2匹とメス猫3匹と暮らした経験がある私は、その違いを強く感じることがあります。
オス猫に関しては人懐っこくて甘えん坊なので「猫らしいというよりは犬っぽい!」と感じることが多々ありますし、よく言われることですが、より性格が猫らしいのはメス猫だなと感じます。
ただ、結局のところ一緒に暮らせばどちらも可愛くなってしまうものですので、これから猫との暮らしを考えている方にはこれらを参考程度に、自分の感覚で選んでいただけたらと思います。
カテゴリ:まめ知識
- ペットdeペット編集部 うーたん 茨城県出身。現在、猫2匹とルームシェアをしています。キャットケアスペシャリスト。
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