コラム

猫が交通事故に遭いやすい理由は?猫の命を救うために出来ることとは・・・

(ペットdeペット編集部)

 

小動物の交通事故の中で、1位のタヌキに次いで多いのは「猫」だということをご存知ですか?ペットとして広く愛されている猫が、一体なぜ交通事故に遭うことが多いのでしょうか。

今回は、猫が交通事故に遭いやすい理由や、猫の交通事故を減らすために出来ることを紹介していきます。

目次

猫が交通事故に遭いやすい理由

自動車の運転中、小動物と接触しそうになりヒヤッとした経験はありせんか?もしくは、接触してしまった苦い経験がある方も少なくないかもしれません。

実はその小動物の中でも、交通事故の件数が特に多いのが「猫」・・・なのです。

私含め、猫を愛す人にとってはとても辛い事実ですよね。

猫の事故の多さについては「たまたま」「偶然」だと思う方もいるかと思いますが、実際、猫には事故に遭いやすい習性があるのです。

獲物を追いかけてしまうから

猫は本能で獲物を追いかけてしまう動物です。

猫にとっては道路も草むらも関係ありません。獲物が道路に逃げた場合、向かってくる自動車の存在に気が付かずに飛び出してしまうのです。

道路に転がっていったボールを安全確認をせずに取りに行ってしまう、幼い子供のような状態ですね。

また、車のライトから作られる影の動きによって、獲物と勘違いして飛び出してくることもあります。

人間の通勤・帰宅ラッシュに猫も活動するから

猫は夜行性だと思われがちですが、実際は明け方や夕暮れ時のような薄暗い時間帯に行動する薄明薄暮性の動物です。

明け方や夕暮れ時といえば、人が会社や学校に通勤・通学、そして帰宅をする時間ですね。

こうした活動時間の重なりによって、猫が交通事故に遭うことが多いと考えられます。

大きな音や光に敏感だから

実は、猫と鉢合ってしまった場合、猫が道路を挟んだ向かい側まで走りきれば助かるという場面も多いのですが、

猫は大きな音や光にとても敏感なので、自動車を前に立ちすくんでしまうことがあるのです。それが事故の原因となることも少なくありません。

また、音や光に驚くことで安全な場所に居たにも関わらず、反射的に道路へ飛び出してしまう猫もいるのです。

猫の事故を減らすために何が出来るのか

猫の交通事故を減らすために私たちが出来ることとは?

速度を出しすぎない

ドライバーが危険を察知してから停止するまでにはある程度時間と距離が必要で、自動車の速度が速ければ速いほど長くなります。(空走距離と制動距離)

つまり、自動車の速度を出しすぎると、危険を察知できたとしても回避が出来ず事故に繋がってしまうのです。

そのため運転する際は速度標識の指示を守り、危険を感じるときには徐行をするなどして、猫の事故を防ぎましょう。

猫が隠れていそうな道は周りを見ながら走る

猫は道路脇の草木が多いところやブロック塀などの影から出てくることが多いです。

運転中ついつい前ばかりに集中してしまいがちな人は、周りをしっかりと確認しながら運転する癖をつけましょう。

猫注意の看板の設置

山道を走る際に動物注意の標識があると、いつも以上に気を付けようという気になりますよね。

猫の数が多い地域は、やはり交通事故の数も多くなります。

そういった危険の多い地域は、動物注意の標識のように、猫の飛び出し注意を促す看板を取り付けるとある程度効果があるかと思います。

また、事故が多発しているせいか、猫飛び出し注意の標識を設置している地域もあります。あまりにも頻発しているときは、役所に相談してみるのも一つの手かもしれません。

愛猫は室内で飼おう

猫は習性として交通事故に遭いやすい動物ですが、

野良猫として長く外の世界を経験している猫は、自動車の通りが多い道は危険だということをある程度理解しています。

ただ、外の世界に慣れていない野良の子猫や家で飼われている猫は、危険な場所と安全な場所の区別が付いていないため、事故に遭いやすくとても危険です。

出来るだけ愛猫は室内で飼い、猫の命を交通事故から守りましょう。

室内だけでは可哀想?

外は交通事故だけでなく、天敵や感染症、虐待目的の人間など、さまざまな危険があります。

室内だけでは可哀想だという意見もありますが、安心できる寝床と、猫が好きな環境(例えば、キャットタワーや爪とぎ場、おもちゃ)をしっかり整えることで、猫は十分満足してくれます。

また、外に慣れてしまった猫については、ハーネスを付けて一緒にお散歩することもできます。放し飼いをしているご家庭は飼い方について一度考え直してみると良いでしょう。

さいごに

猫の交通事故は全国で頻繁に起きていて、いつどの猫が事故に遭うかは分かりません。

ときどき首輪をして1匹でお散歩する猫を見かけることがありますが、ドライバーとしても猫好きとしても、大変恐怖を感じます。

猫の命が少しでも多く助かるように、出来ることをやっていきましょう!

参考

くるまのニュース「なぜネコは交通事故に遭いやすい? 意外にも「ネコの生態」が関係? 事前に出来る対策とは」

カテゴリ:コラム

ペットdeペット編集部 茨城県出身。現在、猫2匹とルームシェア。猫たちは大切なことを教えてくれる先生。

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